新刊チェック(26/09/20-26)&お知らせ
・〈店内イベント〉9月5日(土)13時〜15時 岸波龍『四坪の本屋はなにを考えているのか』(書肆imasu)刊行記念イベント 「幕張と本郷の本屋はなにを話そうとしているのか」。ついに今週末です٩( ᐛ )و
確実に2時間じゃ話し足りないので、終わったあとも店内でああだこうだとおしゃべりしているはずです。気軽にご来店ください。配信&アーカイブもあります。
新刊チェック(26/09/20-26に刊行予定の本) *入荷は少し遅れます
文藝春秋 身体を記す
9784163921495
“時代を代表する作家・表現者たちが自らの身体にまつわる記憶、経験、洞察を包み隠さず告白した刺激的エッセイアンソロジー”。『私の身体を生きる』の続編というか同シリーズものというか……といった感じですね。装丁も踏襲しているので。しかしこういうときに「男女」という括りが便利であるのと同時に、どうやっても乗り越えられない壁であるように感じられてモヤモヤしますね。
講談社 私を語るための言葉
9784065448083
『言葉の展望台』などの三木那由他、新刊。“朝日新聞「Re:Ron」好評連載「ことばをほどく」を書籍化”とのことなので、同じく講談社だけど『言葉の〜』シリーズとは少しテンションが違うかも。上記の文春の新刊と同時期に刊行、というのはまぐれだけどいいですね。棚に一緒に並べるといい感じに対抗言論っぽく見えたり、あるいは「仲間」として見えたり、読者それぞれの文脈によって捉え方が変わるように思えます。
化学同人 イカは海のイリュージョニスト
9784759821826
“「海の霊長類」にして「カモフラージュの達人」の異名を持つイカ.体の色を瞬時に変え、見たものの質感を体表に表し、きらびやかな光沢で魅了する.それだけではない.物の形や他者の行動から学習する能力、ぐっと我慢する自制心もあるのだという”。丸善ジュンク堂くらいの本棚スペースがあったらシリーズ丸ごと揃えたいことで(私の中で)有名な化学同人「DOJIN選書」、今回はイカ🦑です。
光文社 野ウサギを育てる
9784334111243
“愛することと所有することの違いを、感傷に流れない端正な筆致で問いかけるメモワールであり、ネイチャー・ライティングの傑作です”というこの文章は上記リンク(つまり書誌情報として登録されているもの)ではなく、このPR TIMESの記事からの引用で、こっちの説明のほうがちゃんとわかるし、魅力も伝わる……この「出版社のホームページや書誌情報ページよりもPR TIMESのプレスリリースのほうが情報として整っている」ケースはいくつかの出版社で見受けられるのですが、どうしてこういうことになっているのか(これでいいと思っているのか)がわからず……もったいないからどうにかしてほしい!!(そもそも光文社は書名で検索しても「自社HP」が最初に出てこないというSEOの欠陥をどうにかすべきですが!!)
晶文社 パランティア 判断を外注する社会
9784794980748
“AIデータ分析企業〈パランティア〉を入口に、AI時代の〈判断のインフラ〉を徹底分析。データ分析が社会の見える化を推し進め、われわれの意思決定の前提を形づくるとき、判断と責任の所在はどうなるのか?”。非常にタイムリーな出版な気がします。とはいえパランティアという一企業を集中的に批判・分析するだけではなく、むしろ副題の「判断を外注する社会」という状況そのものへの批判・分析として読者が読み替えていく、というイメージが個人的にはピッタリくるし、そのように読めるものであってほしいという期待もあります。「Twitterがダメ」というよりも「Twitterを使うように生きてしまうのがダメ」みたいな話に近いというか。
柏書房 繰り返すことの民俗学
9784760156788
“数年数十年のスパンで耕作地を移動させてきた、焼畑の民たちへの抑圧。「津波常習地」を生きる人々の弔いや忘却のリズム。伝統的な民俗学が想定してきた「人の一生」には則さない、クィアな人々の記録されない日常。「繰り返し」にとらわれる強迫症患者が日々味わう幸福と災厄、その観念……”。端的に一言で紹介できない本が持つ力、みたいなものを私は信じていて、たぶんこの本もその系譜。「これはこういうものです!」と言い切れるものばかりが売れていく=存在を認められる世界にどんどんなっていくけども、そういう「SNSウケ」的な世界では最終的にみんな生き残れなくなるだろうから、こういう本をこそ大切にしていかなあかんのではないか、という直感。予約受付中。
今週のお知らせコーナー
①定期読書会&イベント関連のお知らせ
・9月27日(日)14時〜16時 高橋くん読書会
→今回の課題本はスズキナオ『捨てた紙、捨てられない紙』(和久田書房)。特に申し込みは不要です。自由参加。ツイキャスでも流します。zoom参加希望者はbooks.lighthouse@gmail.comまで連絡ください。
・9月21日(月・祝)12時〜14時 「文学作品をわからないわからない言いながら読む会」
→今回の課題本はペ・スア『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』(白水社)。詳細と申込はこちらから。
・9月20日(日)14時~19時 刷る刷るクラブ(主催:FROM THE HELL MAGAZINE/ayano)。定期開催になりました。シルクスクリーンでええ感じのデザインを印刷しようぜ〜、というイベント。予約は不要、参加費と印刷したいもの(Tシャツとかトートバッグとか)を持ってきてください。あと世界平和の気持ちね。詳細はこちらから。
②〈特別イベント関連〉
・〈映画上映会〉6月28日(日)映画『医の倫理と戦争』上映会は無事終了。好評だったので近いうちにまたやります。会場は店内奥の部屋。会費は無料です。詳細はこちらにて。
・〈店内イベント〉9月5日(土)13時〜15時 岸波龍『四坪の本屋はなにを考えているのか』(書肆imasu)刊行記念イベント 「幕張と本郷の本屋はなにを話そうとしているのか」、開催します。詳細と申込はこちら。
・〈出店イベント〉9月19日(土)はときわ書房志津店で開催のブックフェス「誠にすいませんが閉店します!さよなら、志津BOOKフェス」に出店しています(幕張のお店はお休み)。詳細は随時更新。
・〈店内イベント〉9月30日(水)終日 こだまさん在店イベント「急に新刊出しまくる」を開催します。読書会風味のトークイベント、こだまさんのレジ打ち、ゲーム大会。トークイベントだけ有料で申し込み必須ですが、そのほかは無料・自由参加です。こだまさんがあわあわしている様子を見守りに来てください。詳細はこちら。新刊『わからないまま母と生きる』(太田出版)も予約受付中。
・〈店頭フェア開催中〉「Write down your voice.」という日記プロジェクトを始めました。この世界を生き抜くための日記。そしてこの世界を変えるための日記。それを私たちの「声」で作っていくプロジェクト。店頭に設置した共有の日記帳に「あなたの日記」を書き込んでいく試み。気軽にそして真剣に、ご参加ください。詳細はこちら。
③読書のSNS&記録アプリ「Reads」のアカウントも取得、運用しています。個人的に読んでいる本を中心に紹介、ただただ楽しくやっております。ウェブストアでは「最近Readsで紹介した本」カテゴリも作りました。見るだけならウェブブラウザでもできるので、ぜひチェックしてみてください→本屋lighthouseのページ
④ブルースカイのアカウントを開設していました。なお、Twitterの運用はほぼ終了しました。緊急連絡やDM利用などは続けます。あと、Twitterでしか告知ができない/していないアカウントに関わる告知なども、当面の間は続けます。通常のお知らせ系はほかSNSにて同時並行的におこないますので、ご都合よろしいものでチェックしてください。各種リンクはこちらにまとまっていますので、よーちぇけらー٩( ᐛ )و
⑤2024年5月より営業時間を変更しました。土日祝日はこれまでどおり12時〜19時での営業ですが、平日の営業時間を14時〜21時に変更。いままでより2時間後ろにずらします。会社帰りにも寄りやすくなると思うので、ぜひ帰り道に……。
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この新刊チェックは無料にて配信していますが、投げ銭はいつでも大歓迎でございます(50円以上から設定可能ですので、気前が大変よろしいときなどにこちらからお願いします)。
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